刺し子の基本

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伝統模様の紹介

角七宝(かくしっぽう)

七宝とは七種の宝のこと。七種(ななくさ)の宝、七珍ともいう。無量寿経の「金、銀、瑠璃(るり)、玻璃(はり)、シャコ、珊瑚(さんご)、瑪瑙(めのう)」の7種のこと。

十字つなぎ(じゅうじつなぎ)

文字通り十字が連続した模様。
端から階段状に斜めに刺していくと糸を続けて刺すことができる。

麻の葉(あさのは)

麻のようにまっすぐ丈夫に育つように、多くの人と繋がって生きていけるように、との思いが込められており、赤ちゃんの産着に用いられた。

飛び麻の葉(とびあさのは)

麻の葉の応用模様。
正六角形を基本とした直線で構成される文様。麻の葉の形を連想させるためにこの名前がある。

紗綾形(さやがた)

くずした卍(まんじ)を連続させた模様。江戸時代舶来の絹織物の紗綾の地紋に用いられたのでこの名がある。吉凶ともに通用し,染織品の模様に多く用いられ,特に綸子(りんず)の地紋として知られる。

矢羽根(やばね)

矢羽根柄には破魔矢に由来し、魔を払うという意味がある。また、幸せを求めて飛んで行って下さい、との意味もある。

野分(のわき)

野の草を吹き分ける風、の意味。二百十日、二百二十日前後に吹く暴風。また、秋から初冬にかけて吹く強い風。
《吹飛ばす石は浅間の野分かな/芭蕉》

七宝つなぎ(しっぽうつなぎ)

無限に連鎖する平和や円満を意味する輪の交叉から成る文様のため、「世界中の財宝」と、「無限の子孫繁栄」を表す吉祥紋として家紋・屏風の裏紙の模様などに用いられた。

干網(ほしあみ)

曲線を交差させつないだ文様。
漁に使用する網に似ている事から干網と名づけられた。

青海波(せいがいは)

海の波のうねりをかたどった模様。古くからあり、雅楽《青海波》の舞人の装束の模様に定められている。吉祥模様の一つとして広く衣料に応用。

分銅つなぎ(ふんどうつなぎ)

同じカーブの曲線を違う方向に向けてできる分銅形をつないだ連続文様。分銅とは秤の重しのことで、鉄か真鍮で作られているもの。円形の左右を弧形にえぐりくびれさせた形をしている。

花刺し(はなざし)

曲線の連続模様で、花が一面に咲いたような美しく可愛らしい模様。