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Lesson

動画あり

伝統の手まりの作り方をオリムパス手まりキットを使って、動画でご紹介します。

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『TM-6 鉄仙花』は、クレマチスとも呼ばれている花をモチーフとした華やかな手まり柄です。
『TM-1八重咲きの桃』などの花柄の技法をアレンジしたものですので、この技法をマスターしたら、他の花柄にもぜひチャレンジしてみましょう。

1. 手まり芯の準備

6等分の手まり芯を用意し、北極に赤ピン、南極に緑ピンを打ちます。赤道上の等間隔の位置に、紫ピンを6本打ちます。
3〜4cmほど離れた所から、赤ピンの根元に針を出し、紫ピンをかがります。一周して赤ピンに戻ったら、2周目以降は赤ピンに引っ掛けるようにして角度を変えて、右隣の紫ピンを同様にかがります。3周目は緑ピンで1針かがり、一結びする要領で糸をくぐらせて引き絞り、中心がずれないようにします。北極、南極を12等分している事を確認し、紫ピンのみ全て外します。
説明書に印刷されている定規を切り取り、北極から赤道までの長さを測ります。測った長さの2/3の場所を斜めにカットします。定規の切り込み印に合わせて、かがり始めのスタート位置に黄ピンを1本、地割り糸1本おきに紫ピンを5本打っていきましょう。

2. 手まりのかがり方

作り方説明書の[鉄仙花・下のかがり段数]の指示に従って、糸を準備します。
2~3㎝ほど離れた所から、スタート位置目印の黄ピンのきわに針を出します。右隣の地割り糸、赤ピンから3〜4mmの所をかがります。糸を少し緩ませて、花びらの丸みを意識しながらかがりましょう。均等になるように調節しながら、順番にかがります。
並べるように糸を置き、紫ピンの所では、糸間隔が混みすぎず適度な密度に仕上がるように、糸と地割り糸が自然に交わる場所をかがります。反対に赤ピン付近の所では、隙間が出来ないように混み気味でかがる方が仕上がりがきれいになります。
次第に花の柄が出来てきますので、指定された段数で花びらの先が赤道に届くように、調節しながらかがりましょう。